2012.02.07
2011年3月11日に東北地方三陸沖を震源とする、国内観測史上最大の9.0という東北地方太平洋沖地震が発生し、東日本各地で甚大な被害が発生しました。この巨大地震と地震直後に発生した大津波により、東北地方から関東地方の沿岸各地で壊滅的な被害が発生しました。
このような状況を踏まえ、今後、被災地の復興に向けて、これまで環境保全事業に携わってきたテクニカ合同株式会社を含む4社が、今日までに培ってきたノウハウを生かして、震災現場で予想される「混合廃棄物の分別処理薬剤」の共同開発を行い完成した商品が、今回ご紹介します「クリーンウォーター®」です。この薬剤は、震災現場のみならず、今後様々な場面で応用できる可能性を秘めた薬剤です。
商品名:
クリーンウォーター®
*分別処理専用の目的で開発された日本国内初の薬剤です
種別:
クリーンウォーター®(粉体)、クリーンウォーター®L1(液体),クリーンウォーター®L2(液体),クリーンウォーター®P(粉体)
共同開発企業:
株式会社鴻池組・日立建機株式会社・太洋マシナリー株式会社・テクニカ合同株式会社
特許関連:
2011年5月に特許申請(現在、特許出願中) *特願 2011-114200
主な用途:
・津波堆積物
・混合廃棄物
・最終処分場
・工場跡地
・その他、土砂との分別(分離)をはかる役割の必要な作業現場
製品特徴:
・使用量0.5~1kg/m3と少量の薬剤添加で分別能力が抜群に発揮できます
・Phは中性商品
・粉じん抑制効果が高い。(石灰との性能比較試験では圧倒的な差があります)
・改質後の土砂に環境影響(重金属溶出促進、有毒ガス発生)をあたえません
・養生時間不要(即時改質可能)
・発熱反応なし
*詳しくはカタログ(PDF添付資料)を参照ください。