A 粘着土や含水率の高い土砂(シールド掘削土・浚渫土・汚泥・混合廃棄物など)はダンプで運搬する際に荷卸しが大変困難になります。
薬剤の用途としてはダンプに荷台などに使用されるほか、付着で作業効率が悪くなる箇所(ケーシングドリル・土砂スロープ・重機バケットなど)でも使用されます。
使用実績としては主にダンプを所有している建設会社、産廃業者、工場です。
A 薬剤を散布後、すぐに付着防止効果を発揮します。
その後、薬剤が乾燥すると効果は低下しますが、水を撒くと効果は再び発現されます。
A 薬剤を付着防止したい箇所に散布します。それから効果を高めるために水を撒きます。
水を先に撒いた後に薬剤を散布することでも同じ効果が出ますが、即効性があるため作業者の転倒する危険が高くなりますので、先に薬剤、後から水を撒くことをお薦めします。
A 粉体タイプはダンプ1台(約15m2)あたり200~500g、液体タイプは500~1000mlが目安です。
付着しやすい箇所や形状(凸凹)によって散布量は増減します。
A 一回一回散布しなければならないことはありません。例えばダンプの荷台に散布し土砂を積み下ろしするといった場合、粉体タイプは2~3回、液体タイプは3~4回続けて使用できます。
したがって、一日の作業で午前1回、午後1回の散布で済みます。
A 粉体タイプを散布するために、バケツや柄杓などを使用いただけます。
また、実績として、ペットボトルに小詰めにしたもので散布を行っていた例もございます。
液体タイプはジョウロや柄杓で散布します。塗装機などを使用して散布することも可能です。