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Slurry of insolubilizing materials such as heavy metals TP-S重金属等不溶化材
スラリー
TP-S

「TP-S」は、アルミニウム置換アカガネアイトを主成分とするスラリー状重金属不溶化材です。

対象重金属等

砒素、フッ素、クロム、シアン、水銀、鉛等
※上記効果は現地対象土を用いた試験による確認が必要です。

TP-Sの特徴

不溶化が可能

汚泥や汚染土に混合することで
砒素、フッ素、クロム、シアン、
水銀、
等の不溶化が可能です。

臭気を低減

硫化水素と反応し、臭気を低減します。

不溶化能力が
高い

高い不溶化能力です。

均質な撹拌が
可能

スラリーなので使用用途が広く、
均質な撹拌が可能です。

従来品よりも
1/2~1/3の
添加量

スラリー状なので、ままこにならず
従来の粉末よりも1/2~1/3の添加量で
効果を発揮します。

アルミニウム置換
アカガネアイトとは

アカガネアイトの化学組成はFeO(OH)ですが、鉄(Fe)の一部がアルミニウムで置換されています。
長さ数百ナノメートル以下の棒状粒子ですが、トンネル構造を持ち、内部には塩化物イオン(Cl-)が保持されています。
このCl-はフッ化物イオン(F-)と陰イオン交換します。
また、粒子の表面やトンネル内部には多数のヒドロキシ基(OH)が露出しています。

TP-Sの不溶化機構

TP-S粒子表面の多数のヒドロキシ基(OH)が重金属結合機能を有します。

砒素・フッ素・鉛

砒素 粒子の表面には多数のヒドロキシ基(OH)が露出しています。
砒素(下の図では砒素=5価の砒素)は、表面のOHを置換して鉄と結合します。
フッ素 フッ素(F-)も、表面のOHを置換して鉄に結合します。
鉛は表面のOHのHを置換して結合します。
鉛は隣接する2つのOHのHを置換して結合することもあります。

重金属結合機能
また、フッ素(F-)は、トンネル内部に保持された塩化物
イオン(Cl-)との交換反応によっても取り込まれます

硫化水素

土中で生成したH2Sは、鉄(Fe)と速やかに
反応し
難溶性の硫化物(例えばFeS)となり、
沈殿・無効化されます。

使用用途(例)

原位置(注入)不溶化

①吸着材の拡散状況を揚水孔から汲み上げた
地下水の電気伝導度・pHの変化より判断

②公定法分析を行い基準値を満たす

③不溶化処理完了

使用用途1
使用用途2

不溶化埋め戻し

① 汚染土砂掘削

② 薬剤混合

③ 公定法分析

④ 不溶化処理完了

使用用途3

地下トンネル工事において発生する重金属が溶出する土砂の不溶化

地下トンネル工事における塑性流動化した排出土砂に
添加・混合することで重金属の不溶化が可能。

使用用途4

硫化水素由来の悪臭を低減

①土砂掘削orバキューム吸引

②薬剤混合

③土砂搬出or原位置埋め戻し

悪臭
※現場によっては鉄分を除去する必要があります。

製品比較

比較試験内容

TP-S、ポリ鉄、MgOの重金属処理比較試験を、主要な重金属である鉛・フッ素・砒素の
単独溶液を用いて、下記の通り行いました。
砒素と鉛は0.5 mg/L(環境基準の50倍)、
フッ素は 4 mg/L(環境基準の5倍)の溶液を200 mL用意し、溶液に各処理薬剤を0.5%投入後、pH調整を行い、密栓して
60分連続振とうしました。
その後0.1%濃度の高分子凝集剤を所定量添加し、振とう、静置、0.45 mmのメンブランフィルターでろ過後に分析を行いました。
結果を下記に示します。(表中の赤字は基準超過を示します)

※表は横にスクロールしてご覧下さい。
対象重金属 初期濃度
(mg/L)
処理後濃度
(mg/L)
土壌汚染対策法
溶出量基準
(mg/L)
ポリ鉄 酸化
マグネシウム
TP-S 全項目で
基準値未満を
達成!!
0.13mg/L
<0.01mg/L
<0.01mg/L
<0.01mg/L
0.01mg/L以下
フッ素
3.7mg/L
1.20mg/L
3.41mg/L
0.06mg/L
0.8mg/L以下
砒素(Ⅲ)
1.02mg/L
0.68mg/L
0.62mg/L
<0.01mg/L
<0.01mg/L以下
砒素(Ⅴ)
0.49mg/L
<0.01mg/L
<0.01mg/L
<0.01mg/L
<0.01mg/L以下
鉛グラフ フッ素グラフ
砒素(Ⅲ)グラフ 砒素(Ⅴ)グラフ

TP-Sの性状規格

製品名 TP-S
外観 褐色液体
pH 約3.0~4.9
比重 1.2~1.3
荷姿 1㎥コンテナ

※上記荷姿以外についてはご相談下さい

取り扱い上の注意

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