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Heavy metal high performance adsorption method Catch mud method重金属高性能吸着工法 キャッチマッド工法

はじめに、一般的に重金属類土壌の封じ込めや不溶化処理、吸着処理工法が多く用いられてる現在、排水処理装置を必要としない吸着層工法がより簡単で、安全性が高いのが特徴ですが、高いコストになるのが現状です。

しかし、「キャッチマッド工法」は、コストに負けない重金属高性能吸着剤「TGキャッチⅡ」を主剤に汚染されていない土壌などと、汚染土壌全体の重金属含有量に対し完全に不溶化出来る割合の吸着剤を配合混合し作成した吸着層「TGキャッチ・エイド」に、汚染水をゆっくりと透水させていく事で、確実に重金属を吸着して不溶化し、安定化する事が出来ます。さらに、補助吸着層を設ける事によって従来の吸着剤より安全性が高いことはもとより、覆土材で汚染土壌を覆う事により、さらなる環境保全への貢献もできると考えます。

最後に、一般的な天然系の重金属吸着鉱物は吸着性は高いが、長期的に安定性に欠ける事から、重金属高性能吸着剤「TGキャッチⅡ」は、天然系の鉱物以上の吸着効果を発揮でき、長期的に安定化出来るように開発した重金属高性能吸着剤です。

キャッチマッド工法の特徴

TGキャッチⅡ使用

従来の吸着剤より吸着性に優れた重金属高性能吸着剤「TGキャッチⅡ」を使用します。

安全性

吸着層「TGキャッチ・エイド」の下に補助吸着層を設ける事により、さらに安全性を向上させる方法もあります。

低コスト
高安全性
長期安定性

従来の吸着剤より低コストで高い安全性と長期安定性を兼ね備えた工法です。

キャッチマッド工法の概要図

TGキャッチ・エイドの吸着性能

TGキャッチ・エイドのヒ素吸着量測定の結果

区分 濾液のヒ素濃度
(mg/L)
吸着量
(mg)
吸着剤添加量
(%)
単位当たりの吸着量
(mg/g)
ブランク 98.8 - - -
従来品 89.7 9.1 0.67 1.36
TGキャッチ・エイド 72.3 26.5 0.67 4.0

TGキャッチⅡの単位当たりAs(V)吸着量は4.0mg/gと従来品の約3倍の吸着量を示しました。

TGキャッチ・エイドのヒ素吸着量測定の結果

TGキャッチⅡの百年試験、五百年試験

区分 ヒ素濃度 スラリー添加量 ヒ素溶出試験 環境基準
硫酸添加溶出試験Ⅰ 1.312mg/L 4vol% 0.006mg/L 0.01mg/L>
消石灰添加溶出試験Ⅰ 0.99mg/L 16vol% 0.004mg/L 0.01mg/L>
硫酸添加溶出試験Ⅱ 1.728mg/L 4vol% 0.006mg/L 0.01mg/L>

TGキャッチⅡは硫酸、消石灰の添加溶出試験Ⅰ(通称百年試験)をクリアしています。
TGキャッチⅡは硫酸添加溶出試験Ⅱ(通称五百年試験)もクリアしています。

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