現在における、下水道管渠布設工事では、交通量の増大や工事に伴う騒音・振動への対応から非開削工法が多く用いられております。又、建設コストの縮減により非開削工法は長距離化し、道路線形等から曲線推進を伴うことが多くなってきているとともに現場スペースも狭く、材料のストックヤードも確保しにくくなってきております。
エフロングは、上記問題を解決するために新しく開発された、安全性の高い一体型作泥剤です。
外観 | 淡黄色粉末体 |
---|---|
成分 | 無機珪酸塩類・特殊ポリマー化合物 |
比重 | 2.6±0.1 |
pH | 6~8 |
荷姿 | 18kg/内ポリ使用クラフト紙 |
エフロング使用の安定液は
pHが中性で安全性に優れております。
エフロング泥水は、
比重が小さく流動性に優れており
長距離圧送が可能です。
砂層等の掘削土の排出も
廃泥管内に掘削土が沈降せずに
排出をスムーズに行います。
粘性の調整を必要とする場合は、
基本配合+エフロング数kgで
粘性の微調整ができます。
少量添加の為、
材料の置き場スペースを広く必要としません。
(1)所定量の水をミキサーに投入する。
(2)目詰剤(逸泥防止剤)を使用の場合は、先に目詰剤を投入し、十分撹拌する。
(3)エフロングを必要量ミキサーに少量ずつ投入する。
(4)粉末粘土を使用の場合は、エフロング投入後に粉末粘土を必要量ミキサーに投入する。
(5)10分程度撹拌した後、圧送開始。
種目 | 単位 | 土質区分による配合(m3当り) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A | B-1 | B-2 |
B-3 |
B-4 |
C-1 | C-2 | ||
エフロング
|
kg
|
18.0
|
24.0
|
36.0
|
42.0
|
48.0
|
9.0
|
24.0
|
フリーウッド
|
kg
|
8.0
|
10.0
|
12.0
|
12.0
|
14.0
|
0.0
|
10.0
|
水
|
kg
|
986.3
|
982.3
|
975.9
|
973.6
|
969.6
|
996.4
|
982.3
|
※フリーウッド=目詰剤(逸泥防止剤)
土質区分 | 区分内容 |
---|---|
A | 普通土 |
B-1 | 砂礫土(1)(2)(礫含有率30%以下) |
B-2 | 砂礫土(1)(2)(礫含有率30~40%) |
B-3 | 砂礫土(1)(2)(礫含有率40~60%) |
B-4 | 砂礫土(1)(2)(礫含有率60~80%) |
C-1 | 硬質土(1) N値>10、qu<5MN/m2 |
C-2 | 硬質土(2) 5MN/m2<qn> 200MN/m2 |
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