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CS-1( Accelerant of separated to sediment and etc from mix)CS-1(分別処理用)

CS-1(分別処理用)は、廃棄物混じり土の処分方法である分別処理において分別を容易にする薬剤であり、土砂とそれ以外に分別できるだけでなく、分別後の土砂を埋め戻し可能にできる薬剤です。
災害や不法投棄などで発生する廃棄物混じり土を分別する場合、従来は生石灰等を使用していましたが生石灰では時間がかかる上、分別後の土砂は高アルカリ性となります。CS-1(分別処理用)は少量で即時分別が可能であり分別後の土砂は中性です。また、処理直後でもある程度の強度は発現しますが、12時間程度養生することでより強い強度を発現できます。災害復旧や中間処理企業様、即時分別+改良を行いたい企業様におすすめする製品です。

NETIS登録番号 KT-240137

CS-1の特徴

中性

中性処理のため、分別後の土砂の埋め戻しにも適しています。

即時性

添加攪拌後即時造粒化します。

埋め戻し可

アンダー材は中性であり、造粒化により強度も発現します。

安全

発熱等の危険な反応はなく、薬剤に毒性もないため安全に作業できます。

添加量小

目安添加量は土砂1tに対して5~30kgなので土砂量を増やしません。

目詰まり防止

CS–1を使用すればスクリーンへの細粒分付着を防止できるので作業効率が向上します。

施工フロー

CS-1(分別処理用)の施工フローは下記の通りです。

①CS–1を添加・攪拌
廃棄物混じり土にCS-1を添加・攪拌する。
②土砂の分別処理
攪拌直後に改質されているので分別機で分別する。
③養生⇒埋め戻し可能
分別後の土砂は中性のため、即時埋め戻し可能となる。

性能比較

項目 CS-1 生石灰
添加量目安 0.5~3% 30~50%
pH 中性 強アルカリ性
危険性 発熱有、ガス発生
即効性 攪拌後即時分別化 発熱終了まで養生
埋め戻し × (強アルカリ性)
重金属溶出防止 防止効果有 防止効果無

改良試験例

試験対象土
含水率(%) 23.7
礫分(%) 21.2
砂分(%) 38.2
バインダー分(%) 40.6
試験結果 無添加 CS-1添加
コーン指数(kN/m²) 176 1384
9.5mm篩透過率(%) 3.80 95.6
熱灼減量(%) 10 0.8
pH 8.6 8.6
※CS-1添加量は30kg/t

CS-1添加前

CS-1添加後

オーバー材

アンダー材

実機施行例

概要

某県の河川浚渫工事にて発生した土砂中に異物(レンガ・画歴・植物片等)が混入しており、処理業者に受け取りを拒否されてしまった。
しかし分別をしようにも土砂と完全に一体となっており施工者は苦慮されていました。

CS-1で解決

CS-1を廃棄物混じり土に対して20 kg/t添加し、バックホウで10分攪拌したところ廃棄物と土が完全に分別されました。
分別後、廃棄物のみを手作業で回収し、土砂は再利用可能となりました。

CS-1使用前の様子
廃棄物は土砂と完全に一体となっており分別・回収が困難な状態

CS-1使用前の様子
CS-1使用前の様子

薬剤添加攪拌の様子

CS-1添加攪拌の様子
CS-1添加攪拌の様子

CS-1使用後の様子
土砂中の廃棄物は土と完全に分別され、回収しやすい状態となった

CS-1使用後の様子
CS-1使用後の様子

性状規格

外観 淡黄色粉体
pH 7.0~9.0
嵩比重 1.0~1.2
荷姿 1tフレコン
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